歯と全身疾患について
歯周病はこんな病気に関わっています。
・動脈硬化などの血管系の病気
・心臓の病気
・肺炎などの呼吸器疾患
・早期低体重児出産
・糖尿病 など
これまで、歯周病は口の中だけで問題を起こす病気と考えられてきました。
しかし最近、歯周病は口の中だけではなく、全身に影響を及ぼすことがわかってきました。
歯周病に罹ると歯の周囲の細菌の数が増えます。増殖した細菌は炎症を引き起こす物質を生み出します。
そして、これらの物質や一部の細菌は、血管の中に入り込んで全身の各器官に拡がります。
最近、これらの物質や全身の器官に達した一部の細菌が、全身の病気に関わっているのがわかってきました。
現在、可能性があると考えられている全身の病気には、動脈硬化などの血管系の病気、心臓病、肺炎などの呼吸器疾患、早期低体重児出産、そして糖尿病が挙げられています。
ニュースでも歯科の検診の義務をすすめる動きが出てきましたね。
これを機に歯科検診をしてみたらどうですか?
2022年05月31日 13:02